日本のアニメキャラクターがオペラに! モーツァルト/歌劇「魔笛」
先回に続きオペラについて。
「映像ディスクとして商品化されないかなぁ」
と今、個人的に期待大な公演。
まずは動画をご覧あれ。
DIE ZAUBERFLÖTE I Staatsoper Unter den Linden
指揮:アロンドラ・デ・ラ・パーラ
演出:ユヴァル・シャローン
「なんだ、これは!」
という声が聞こえてきそう。
私も最初、思わずそう呟いた。
どこかで見たことがあるキャラクターが登場。
しかも操り人形状態で宙釣りになったり。
これは一流の歌劇場。
ベルリン国立歌劇場のちゃんとした公演なのである。
なんともファンタジックな世界。
いったい全編はどんな様子なのか、想像するだけでワクワクしてしまう。
すべて通して鑑賞してみて、その演出の真意はわからないであろう。
ぜひ商品化していただきたい。と個人的な思いだが、商売としてうまくいかないかも。
でもこのパターンの演出
結構最後まで「??」状態で、解決せず終わってしまうことが多い。
現地での評判は残念ながら(予想通り?)良くなかったらしい。
変わった演出は最近多くある。
演出のネタが切れてきているのかもしれない。
毎年、毎日のように、オペラは長きにわたり上演されてきた。
観客は毎回お決まりの演出だと飽きるかもしれないし、演出家は話題になれば次の仕事も入ってくる。
たとえブーイングが出たとしても話題になったほうがいい
という路線になっているのかも(炎上商法?)。
個人的にはこういうワクワクするもの、結構好きです。
たとえ結果がイマイチだったとしても。
今年の9月から11月にも再演されることに。商品化されればいいけど、生でも見てみたい。
以下、ベルリン国立歌劇場ホームページ(英語版)
Die Zauberflöte (Sharon) | Staatsoper Berlin