ワクワク! クラシック音楽の泉

堅苦しいけど奥深い「クラシック音楽の世界」に新しい出会いを求めて日々活動中。名曲(迷曲)、名演(迷演)、珍曲の発見など、個人的にワクワクしたことを綴っていきたいと思います。

2020年は●●イヤー(その1)

11月を迎えた。そして間もなく2020年を迎える。日本は東京オリンピックパラリンピックで間違いなく盛り上がる。「お・も・て・な・し」のプレゼンテーション。そして「トーキョー」とロゲ会長が言ったのは2013年9月のこと。本当に早いものだ。

2020年。クラシック音楽ファンの周囲はベートーヴェンだらけになる。きっと。生誕250周年。偉大な作曲家ベートーヴェンは1770年に生まれた。

〇周年の音楽家は演奏会にその作品が多く取り上げられ、CDなどもたくさん出る。因みに2019年はベルリオーズ(没後150周年)、オッフェンバック(生誕200周年)などが周年を迎えたが、ちょっとシブい感じ。もちろん、彼らの作品が演奏会でも多く聴けたし、オッフェンバック日本初演というチェロ協奏曲も生で聴くレアな体験もできたのはありがたかった(10/2 東京都交響楽団)。

「2020年はベートーヴェン全曲を聴くのだ」

先日、突然、なぜかこんなことが頭の中をよぎったのである。

それは10/14。東京オペラシティ・コンサートホール。ヘンデルメサイア」の演奏会の最中のこと。実は「メサイア」全曲を生で聴いたのはその時が初めてだった。年末に、特にクリスマス時期に多く演奏される「メサイア」。アメリカで年末に多く演奏されたのがそのきっかけとか。まるで日本の第九のようだが(第九に比して回数は多くないが)、いつでも聴けるだろうと思っていた。でも「ウィリアム・クリスティ指揮のレザール・フロリサンが演奏するのならこの機会を逃してはいけない」と思いチケットを購入し、初生「メサイア」となった。

すばらしく、しびれるような演奏を堪能していた最中に、思いもよらずひらめいたのが先の「ベートーヴェン全曲」である。その直後、あの有名な「ハレルヤ」コーラスが鳴り響き、しびれた高揚した感覚がさらに増す。先ほどのベートーヴェンのことはふっと消え失せた。

終演後、素晴らしい演奏の余韻に浸り家路についた。でも「ベートーヴェン全曲を聴く」がすぐ思い返され気になって仕方なかった。

まさかメサイア(救世主)の啓示ではないのか。でもそれなら、なぜヘンデルの作品の最中なのに「ヘンデル全曲を聴きくのだ」ではなかったのか。まあ、ヘンデル全曲を聴きなさい、となったら正直これは相当大変な試練であるのでよかったのだが。

「2020年はベートーヴェン全曲を聴く」

さて、どうするか? 

《つづく》

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ウィーン・コンツェルトハウスにあるベートーヴェン

かなり大きくて待ち合わせ場所の目印にぴったり。