ワクワク! クラシック音楽の泉

堅苦しいけど奥深い「クラシック音楽の世界」に新しい出会いを求めて日々活動中。名曲(迷曲)、名演(迷演)、珍曲の発見など、個人的にワクワクしたことを綴っていきたいと思います。

ハイティンク引退! ブルックナー/交響曲第6番

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ハイティンク肖像画

アムステルダム・コンセルトヘボウ)

 

ハイティンク引退」のニュースが飛び込んできた。

現役長老指揮者の一人。

2019年9月6日のルツェルン音楽祭がラストステージになるとのこと。

 

私自身は、最近では2018年12月にコンセルトヘボウで聴くことができたが、

その公演の前では、同じコンセルトヘボウで終演後に意識を失ったとか、

ミュンヘンでは指揮台から落ちたという話題があって、

果たして今回は?

と思ったが無事登場し、素晴らしい演奏会を終えた。

 

プログラムは

モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番(ピアノ:内田光子

ブルックナー交響曲第6番

 

コンセルトヘボウはステージへの登場の仕方がユニーク。

指揮者とソリストは、ステージ後方にある客席の長い階段を下りてくる。

ハイティンクはさすがにそれができない状態なので、上手側客席最前列にある入口から登場し、ステージへの階段を上がる。

手には杖を持って、階段ではスタッフのヘルプを受けてゆっくり上がる。

画像はその階段。オケ団員もここを利用するようだ。

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指揮台には椅子が用意されていて、ハイティンクはそれに腰かけているが、だんだんノッてくると立ち上がって指揮をする。

長いブルックナーの6番だが、後半はほとんど立っていたようだ。

終演後は盛大なスタンディングオベーションが起こった。

 

この公演

テレビカメラが入っていたので、ディスクで商品化されるかもしれない。

 

 コンセルトヘボウでの最後の公演に様子が映像でUPされている。

オケはオランダ放送交響楽団。 


Bernard Haitink dirigeert Bruckner VII - NTR ZaterdagMatinee 15 juni 2019